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お知らせ・行事報告

2015/01/11

麻生区・黒川地区の新年行事

 平成27年1月11日(日)、恒例の「どんど焼き」(どんどん焼き、賽の神等)が行われました。これは古くから(平安時代の宮廷行事か)日本全国で行われている小正月(1月15日)の行事で、正月飾りなどを焼くものです。現在ではその地区の都合に合わせて行われている模様で、宗教的な意味合いは薄れているようです。また、呼び名も各地で異なるようです。
 川崎市の北端の麻生区では11日から18日の間に行われていますが、最北端の黒川(旧黒川村)地区の模様を写真に収めました。
田圃の中に孟宗竹を中心にして周りに竹の葉やお飾り、しめ縄、達磨それに書初めなどを納めます
火を着けるのは中学2年生の役目です。これは旧教育制度時代の名残で、国民学校(尋常小学校)に併設されていた高等科2年生が子供会の最上級生であり、彼らの指揮のもとにどんど焼き作りやお飾りを集めるなどの作業をしていたためと思われます。
火はどんどん大きくなります。過去にはこの行事を知らない方が119番へ通報されてしまったという逸話もあるそうです。
孟宗竹の塔は燃え尽きる途中で倒されます。
燃え尽きるまで待ちます。
炎が下火になってからお団子を焼きますが近づくと熱いです。
お団子は家に帰ってから食べますが、このお団子を食べると病気をしない、虫歯にならない等病魔が退散すると言われています。また、燃やした書初めの紙が高く舞い上がると習字が上手になる等とも言われています。
後片付けは町内会の役員さんたちがしていました。後には円形の焼け跡が残ります。ここには草は生えません。
お隣の栗木地区では「栗木御嶽神社」の境内で行われました。
麻生区の飛び地である「岡上」地区では14日に点火の予定です。
ここの「賽の神」には中心になる塔がありません。
早野地区では真竹で屋根を造っていました。
18日(日)午後1時に点火するそうで、神事の後に町内会、老人会等の関係者が携わります。周りには屋台がでてお団子の販売もあり、大層賑わうとのことです。柿生からバスに乗り「早野」で降りて少し歩きます。
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