令和6年1月25日、幸区老連が川崎市老連と共催の「友愛チーム研修会」を幸区役所４階会議室において開催しました。当日は、寒波が訪れ、非常に寒い中７０名強の参加者がありました。 　初めに、泉区老連会長より挨拶があり、来賓として川崎市老連事務局長の手塚光洋氏より近年の高齢者の状況や友愛チームの研修目的を含めた挨拶を頂きました。 　 　活動報告では、最初に河原町1号館・幸友クラブの代表小林喜代司氏より　 　一昨年に50周年記念式典を行った河原町団地の完成から現在までの状況を話され、現在は会員の平均年齢が82歳となり、役員や会員も後期高齢を迎えながら、毎月、一人暮らしで虚弱な人の見回り、年に2回虚弱会員数名に慰問品を配ったりしていますとまた、「ご近所支え会議」等にて認知症初期症状の方々の支援活動を検討していますと。 　次に、古市場一丁目第一娯楽会代表の小泉善一氏より 　古市場一丁目娯楽会には四つの老人クラブがあり会員数は145名で、平均年齢が83歳半という四クラブが一緒に活動をしていると。行事としては、月間行事、特別行事、区老連主催の行事への参加、クラブ活動、友愛活動があり、コロナ感染が拡大する前に個人的な活動を紹介されました。 　同じマンションの5階に住む10年前に奥さんをなくした会社の87歳の先輩から生活が相当不自由であると打ち明けられました。Ⅿさん宅を訪問し水曜日のゴミ出しと郵便物の配達のほか毎週土曜日の夕食の後に生活状況の確認をしました。その後3年間の見守りの中、3回の入院後、毎日ヘルパーさんの訪問介護をうけ、半年後再入院されそれが最後になりましたと。 　次に、南加瀬辻やよい会代表の小田雅道氏より 　辻やよい会は、会員数48名、平均年齢82.9才で構成され、友愛チーム8名、活動対象者8名、例会月に2回、また第4日曜日に街路樹及び道路の清掃を行っていますと。 　ルーティン活動として(1)健康体操,(2)健康寿命を延ばす活動として、グランドゴルフ週4日・ボッチヤ月4回行行っています。(3)カラオケ月4回（4）誕生会3ヶ月毎に行う。地域の安全･安心の住みよい街造りを目指し、挨拶運動、近所見守り活動を推進・充実させるよう活動していきますと。 　最後に、3チームの活動報告を受け、川崎市老人クラブ連合会事務局長　手塚光洋様より講評を受け、それぞれのチームが持ち味を生かした活動をされていることに感謝し、活動に困ったときには、区役所の高齢者支援課や地域の包括支援センターに相談するとよいでしょうと話を結ばれました。