多摩区
川と緑に恵まれた多摩区
多摩区
川と緑に恵まれた多摩区
北に多摩川が流れ、南部に多摩丘陵が広がり、「多摩川梨」栽培で知られた農村地帯の景観を残した緑多い地帯である。
昭和47年4月に川崎市が政令都市に移行したのに伴って多摩区が誕生した。昭和57年2月に多摩区の北西部が麻生区として分区され現在に至っている。
都心に近く、通勤通学の便に恵まれ、大規模な宅地開発が進み人口20万を超える地区となった。特に多摩丘陵に位置する生田緑地には「岡本太郎美術館」「藤子・F・不二雄ミュージアム」「川崎国際生田緑地ゴルフ場」「ばら苑」他「よみうりランド」などの各種娯楽施設が点在し市民の憩いの場となっている。特に江戸時代に開削された多摩川からの導水の「二ヶ領用水」の水路の両岸は、春の桜並木の景観が市民を楽しましている。
また、地区内には「日本女子大学」「専修大学」「明治大学」など3つの大学が設置され、学生の街としても賑いでいる。
多摩区老人クラブ連合会の結成は昭和35年9月1日と記されている。この当時は麻生区とは分区されておらず多摩区と麻生区が一緒であった。
多摩区に於いて昭和33年に「稲田朗生クラブ」が誕生し、昭和34年には「生田長寿会」と「菅長生会」、昭和35年には「宿河原長生会」、昭和36年に「長尾長樂会」に、昭和38年に「中野島親生会」と各町会ごとに次々に設立されてきた。
昭和38年8月1日に「老人福祉法」施行に伴い各町会・自治会に於いて老人クラブの設立の動きが起こり多くのクラブが誕生してきた。また昭和40年以降の農地や山林の宅地開発や団地の設置等による急激な人口の増加が進み、町会や自治会の設立と共に老人クラブの誕生も増え、平成12年には71クラブ4300名を超える会員であった。その後会員の高齢化と指導者不足からクラブの減少傾向が続いたが、平成20年以降微増傾向にある。
☆全国老人クラブ連合会が掲げる「健康」「友愛」「奉仕」の三大運動を基本とした事業を推進する。